「スマイルゼミ」で不登校でも出席扱いにできる?

タブレット学習でお馴染みの「スマイルゼミ」が不登校のお子さんの学校が出席扱いにできるのかについて調べました。

どうしても保健室登校などの学校への登校が難しいお子さんは、自宅学習で『出席扱い』にできると嬉しいですよね。

平成17年に、文部科学省は、家庭に引きこもりがちで十分な支援を受けられない不登校の児童生徒に対し、IT等を活用した自宅学習で出席扱いにするという方針を定めました(小学校・中学校)。

学校の黒板

では、「スマイルゼミ」で『出席扱い』になるのか。

不可能ではないがハードルは高め

残念ながら、ただ「スマイルゼミ」を利用して自宅学習していれば『出席扱い』にできるというわけではありません。

不登校生徒が出席扱いになるためには、以下の7つの条件を満たす必要があります。

不登校生徒の出席扱いになるための条件7つ

  1. 保護者と学校との間に十分な連携・協力関係があること
  2. ICTや郵送、FAXなどを活用して提供される学習活動であること
  3. 訪問等による対面の指導が適切に行われること
  4. 学習の理解の程度を踏まえた計画的な学習プログラムであること
  5. 校長が対面指導や学習活動の状況を十分に把握していること
  6. 学校外の公的機関や民間施設等で相談・指導を受けられない場合に行う学習活動であること
  7. 学習活動の評価は、計画や内容を学校の教育課程に照らし判断すること

文部科学省「不登校児童生徒が自宅においてIT等を活用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱い等について」より抜粋

出席扱い要件7項目について詳しい解説はこちら

保護者が学校側に働きかけてどのように「スマイルゼミ」が要件を満たしているのか説明したり、1日どれだけ学習したらよいのかなど細かなルールを決め、最終的に学校から承認される必要があります。

まだ学校側の認知が広がっていないことあり、制度についての説明からのスタートになるかもしれません。

結論としては、「スマイルゼミ」で『不登校生徒の出席扱い』は不可能ではないですが、100%保護者から学校側に説明し働きかけていく必要がありハードルは高めです。

協力的な先生であるかどうかも実現に向けての重要なポイントとなってきます。

すでに「スマイルゼミ」を利用されている方は、担任の先生に『出席扱い』に向けて家庭との連携と協力をしてもらえるか相談してみましょう。

「スマイルゼミ」で『出席扱い』にできるか不安な方は、不登校のお子さんの『出席扱い』実績のあるオンライン教材「すらら」も検討してみましょう。

「すらら」なら、専任コーチが保護者にかわって担任の先生へ直接電話やメールで『出席扱い』に説明してくれたり、間にはいってアドバイスをしてくれるので安心です。

「すらら」で『出席扱い』になった実例はこちら

「すらら」と「スマイルゼミ」の違い

不登校のお子さんに対応している「すらら」と「スマイルゼミ」との違いについてまとめました。

①『無学年式』で学年をさかのぼって学習できる

②『弱点診断』で学校の1/3の時間で理解できる

③『専任コーチ』に不登校の相談できる

①「すらら」と「スマイルゼミ」の大きな違いは、違う学年の学習もさかのぼってできることです。

「スマイルゼミ」は、学校と同時進行で今学んでいるところの予習や復習しかできないため、不登校で長期間勉強から離れていたお子さんには不向きです。

「すらら」なら中学生であっても小学生の勉強からやり直すことができます。

不登校を始めたばかりで、学校と同時進行でも問題のないお子さんは「スマイルゼミ」もおすすめです。

②長期間の不登校で、どこがわからないのかもわからないという場合は、「すらら」のオンライン教材がおすすめです。

最初に「学力診断テスト」受けることで、お子さんの抜けている単元を自動で判別できるので、分からないところだけを効率よく勉強することができます。

③「すらら」では、『専任コーチ』がついてくれるので、お子さんに合わせた学習設計を作ってくれたり、不登校についての不安について相談することもできます。

不登校生徒に強いオンライン教材「すらら」

孤独な中学生

学校の『自宅でのIT学習による出席扱い』については、家庭と学校で連携してルールを決めて、何をどこまで学習したら出席扱いになるのかなど、ルールを細かく決める必要があります。

担任の先生がその制度について知らない場合もあり、制度についての説明が難しい場合は、「すららコーチ」から担任の先生へ電話やメールで、すららがどのような教材なのか、どのように学習を進めていくのか、学習履歴がどのように残るのかなど保護者に代わって説明してくれます。

「すらら」で学習する以外にも、保護者がカウンセリングに学校へ行ったり、先生が自宅に訪問したりなど条件があったりしますが、お子さんの『出席扱い』に向けてアドバイスやサポートが受けられる「すらら」のメリットは大きいです。

「すらら」で『出席扱い』になった実例はこちら

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